自分の体に取り入れる食べ物。信頼できるものを選びたいですよね。厳しい目を持って、信頼できる商品を選び、輸入販売する「アリサンオーガニックセンター」さんをご紹介!
世界中を旅してきたジャックさんがたどり着いた場所。
日本にオーガニックの認証制度「有機JAS認証」ができたのが今から19年前の2001年。その遥か前、1988年にアリサンオーガニックセンター(以下、アリサン)はその歩みを始めました。アメリカで環境学を学び、ハーバード大学(!)で研究者として働いていた経歴を持つジャックさんは、世界中を旅して埼玉県へとたどり着きました。その旅の中でたくさんの人々、物、動物たち、自然、そして奥さんのフェイさんと出会ったそうです。
なぜ埼玉だったのか?という問いにジャックさんは「山が好きだから」と答えてくれました。それと、家賃が安いからとも(笑)。それはさておき、今でも天気の良い朝は近所の山に登るのが日課だと言うジャックさん。山に囲まれ、川が流れる。そんな自然あふれる場所にアリサンはあります。
アリサンは、オーガニックやヴィーガン食品の輸入販売を主に行っている会社です。ビオセボンでも多くの商品を取り扱っているのですが、どの商品もクオリティが高くリピーター続出なんです!
なぜこんなにも良い商品ばかりを集めてこられるのか? その不思議を解き明かす鍵は、ジャックさんの「食にかかわる仕事」に対する大きすぎる愛にありました!
スーパーに行ったら少なくとも4時間いて商品を見る。この仕事が大好きだから。
「旅行に行くと、スーパーに少なくとも4時間いて、いろいろなものを見るんです」とジャックさん。好きじゃなきゃできませんよね。そして、気になった商品があればその会社に電話をかけてみるし、話を聞きに会いに行ってみるのだそう。
有機JAS認証のなかった30年前、その商品が安全なものかどうか、オーガニックな農法でつくられているのか、それは信頼関係の上でなりたっていました。生産者さんとしっかりとコミュニケーションを取り、ていねいにつくられた“信頼”できる商品のみを扱う。認証制度のできた今でも、変わらず“信頼”できる商品を扱っているのですね。
食べる人々の健康を守り、水や土といった環境も守り、育てる人々も健康でいられる。それが未来の子供たちの健康へと繋がっていく。とても理想的です。そんな農法を模索し、実行しているつくり手さんを見つけてきてみなさんに届ける。ジャックさんはこの仕事を心から愛しているのだなと、ひしひしと伝わってきました。
~Sharing Food~ 「食べ物を分け合う」「良いものを共有する」という心。
ジャックさんが日本に来たころは、骨董品の輸出を手伝っていたそうです。スーツケースに骨董品をつめて海を渡り、骨董品を売って空になったスーツケースに、オーガニックのピーナッツバターやオートミールをつめるだけつめて帰ってきて、みんなで分け合っていたそうです。
ピーナッツバターに喜ぶ友達の姿がとても嬉しかったというジャックさん。アリサンの原点はここにあり、それは今でも変わっていませんでした。
今でこそ社員さんが増えてしまってできていないそうですが、会社がまだ小さかったころは、社員全員でお昼の食卓を囲んでいたそうです。
信頼できる商品を、家族、友達、仲間、そして日本中のお客さんへ分け合う。みんなの喜ぶ姿が見たい。規模は大きくなったものの、やっていることは変わらないんですね。
食に興味を持って自分の食べるものを選んでほしい。その選択肢を広げたい。
体に良いものを選ぶ。環境に、動物たちに優しいものを選ぶ。もちろんみなさんそうしたいですよね?しかし、言うは易く行うは難し。意識的でいなければならないし、勉強も必要になってくる。
ジャックさんはみんなが、食べるものに対し意識的であり、興味を持ち、学び、良い選択をしてほしいとおっしゃいます。そのための選択肢をアリサンは広げたいのだと。
アリサンカフェでは、アリサンが仕入れた食材を使った料理が楽しめます!
会社に併設されたカフェで、ランチをいただきました。ヴィーガンメニューを食べさせてもらったのですが、食べ応えがある上に、なんといっても野菜がおいしい!
麻婆豆腐のひき肉の役割を担っているのは、「ジャックの豆ミート」というアリサンオリジナルの商品で、TSP(Textured Soy Protein)と呼ばれているものです。
タイミング良く、ビオセボンでも人気のクッキーが焼かれているところでしたので見せていただきました。
ひとつひとつていねいに手づくりでつくられているクッキー。オーガニックの発酵バターを使用したものだそうです。風味と豊かな香りがすごい!部屋を満たす匂いにみんなメロメロになっていました。
アリサン創業当時からの定番商品である有機オートミールや、レーズンもたっぷり入っており、味はもちろん食感も楽しめるクッキーになっています!
生地はしっとりとしていて、一口食べるとふわっとバターの香りが広がります。オートミールのサクッとした食感と香ばしさがアクセントになり、リズム良くどんどん手が進むクッキーでした。ごちそうさまでした!
食に対し誰よりも真摯に向き合い、誰よりも興味を持ち学び続けるジャックさん。その姿勢を見習いたいなと思うものの、何を選ぶのか?何を信頼すればいいのか?それを見極めていくにはまだまだ勉強が足りません。けれど今回の取材で、ジャックさんが厳しい目で選んだものなら、そしてジャックさんが「みんなで分け合いたい」と思った商品なら信頼して選びたい、そう思いました。
みなさんもそんな食べ物を選んでみませんか?Sharing Foodで「おいしい」の笑顔が広がっていきますように。
おすすめアイテム
- 有機アップルビネガー
- ミシガン湖周辺で有機栽培されたリンゴを使用したリンゴ酢です。自然発酵で加熱処理はせずにつくられています。ケチャップ、マヨネーズ、ドレッシングに◎
- 商品ページを見る
- 有機ローバイト プロテイン
- デーツとナッツがぎゅっとつまったナチュラルバー。ローバイトシリーズで一番プロテインを含み、1本あたり10g入っています。日々のトレーニングのあとや小腹がすいたときにおすすめです。
- 有機ジャックの豆ミート ナゲット(有機大豆蛋白質)
- 原材料は大豆だけ。熱湯で戻し、水洗いして使います。よく絞ったあと、味付けしてチキンナゲットや唐揚げ風に調理するのがおすすめ。型くずれしにくいので調理しやすいです。
※写真はイメージです。
※オーガニック以外の商品もご紹介しております。
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