オーガニックワインは味もさることながら、そのストーリーも知っているとより味わい深く感じられますよね!今年のビオセボンには、時間の変化につれて鮮やかに味わいが花開くと評判のミッシェル・ギニエさんのワインが入荷します!

今年で3年目の販売になる、フランスのオーガニックワインづくりの歴史とともに、ミッシェルさんのつくるワインについてご紹介します。

「おいしいワインの基本は、土作りから」自然への敬意と、情熱を絶やさないワイナリー。

ビオセボンでも、今日からオーガニックのボージョレ・ヌーヴォーワインを解禁!今年もオーガニックワインの生産者さんであるミッシェル・ギニエさんのワインがビオセボンに入荷しています。

ミッシェル・ギニエさん

オーガニックワインは、作りかたも大変手間のかかる方法をとっている生産者さんが多く、中でもミッシェルさんはなんと、広い広い土地を馬で耕作しているというこだわりを持っています。1989年から自分がやりたかったオーガニックワインづくりをスタートしました。

11ヘクタールにわたる花崗岩土壌の畑には、樹齢30年から70年という古いブドウの木が根をおろしています。「ワインは土から生まれる」という信念のもと、特に土のお手入れに丹精を込めて、ワインづくりに情熱を注いでいます。

ブドウの収穫もすべて手作業。ビオディナミ農法に基づいて、最適な収穫時期はその時、その時の天候や気温を見て数日前に決まるという繊細な作業で行われています。

ルドルフ・シュタイナーの考えにもとづく「ビオディナミ農法」とは?

ワイン畑とミッシェルさん。

20世紀の思想家・教育家・哲学者で有機農法の祖として知られるルドルフ・シュタイナー。その名前を聞いたことのある方はきっと多いですよね!そのシュタイナーが晩年に開いた「農業講座」の内容を基本としたのが「ビオディナミ農法(バイオダイナミック農法、バイオダイナミクス農法とも)」です。

自然由来の肥料を使い、種まきから収穫までを土壌や植物、生物はもちろん、太陽や月など天体の動きまでも反映して決めるという独特な栽培方法です。

伝統的な醸造方法と、オーガニックワインをゆったり楽しんで

また、ミッシェルさんのワインは、醸造作業をボジョレーの伝統的な手法で行っています。

これは、ブドウを房ごと収穫して選別し、木樽に入れて約1日寝かせることでブドウの自重でブドウが潰れ、果汁が流れ出るという手法。

そのため、ブドウの皮や種からのタンニンの抽出が少なく、鮮やかな色合いとフルーティーな味わいを生み出すと言われている、「自然に任せた」醸造方法なんです。

ミッシェルさんの農家を手伝う若いスタッフたち。

健やかな土壌から育まれる、ピュアなオーガニックワインをミッシェルさんは「私のワインは、生きているからね」と語ります。時間の経過によって、固く閉じられたように端整な味も、花束のように開かれた味も自分のお好み次第で楽しめる、そんなワインです。「ミッシェル・マジック」を、ゆったりと楽しんでいただきたいです!

さて、今年のお味はどんなものになるでしょうか?私も、飲む前からワクワクしています!

おすすめアイテム

Michel Guignier
ミッシェル・ギニエ ボージョレヌーヴォー ビオ
口当たりはしなやか、エレガントでベリーのようなフルーティな味わいが広がります。輝きがあり澄んだルビー色が、柔らかで繊細です。

※写真はイメージです。
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